医療法人 緑陽会
笠松病院

 


お薬について(薬剤師から)



・新しい薬の登場

精神科においても新しいタイプの抗精神病薬、抗うつ薬等が発売されています。それらには副作用が従来の薬より少ないなどの様々なメリットがあります。副作用には以下のようなものがあります。

(抗精神病薬の副作用)

・パーキンソン様症状(振戦、小刻み歩行、運動減少など)

・アカシジア(落ち着きのなさ)

・ジスキネジジア(口、舌、手などのねじれ)

・口渇、便秘、排尿障害など

(抗うつ薬の副作用)

・口渇、便秘、排尿障害、かすみ目

・めまい、血圧低下など



・当院でも

当院でもそれら新規のお薬を中心に使用しています。

特に統合失調症では、以前より問題視されていたことですが、従来のタイプの抗精神病薬を多くの種類使用し、そして大量に処方していたために過度の沈静や、様々な副作用により患者様自身の生活の質(QOL)が低下している事などがありました。しかし新しい薬の登場により、今までのような薬物療法ではなく、副作用の少ない新規の抗精神病薬を単剤使用し、なるべく少ない量で処方するべきとの流れになっています。当院でもその流れを早期にとらえ従来の抗精神病薬から、新規の抗精神病薬に切り替え、以前よりも少ない種類、少ない量へと薬物療法が大きく変化しました。




・お薬の説明

当院では、入院、外来に関わらず患者様にお薬の説明を行っています。お薬を理解することで納得した医療を受けて頂くということ、そして患者様自身にも積極的に治療に参加して頂きたいと思っています。




・薬物療法が基本

病気によっては長い期間お薬を服用し続ける必要があります。もし、自己判断で服薬を中断してしまうと、病気を再発し場合によっては入院ということも考えられます。

お薬を服用し続けるのはなかなか大変な事です。そのためには、不快な副作用の少ないお薬を選択し、服用しやすいようにできるだけ少ない量、少ない種類でお渡しできればと考えています